2012年6月24日日曜日

献血事件簿

実は献血が好きだ。
軽い気持ちでやってみたところ、なかなか面白い体験だったのでそれ以来何度か献血をした。
金曜日も近所のスーパーの駐車場に献血バスが来るというので、手帳にメモして、体調も万全に整えた。
朝食もガッツリ食べて、ワクワクしながら出かけたのでした。

どうやら、地元の商工会とのタイアップで献血やってるらしい。
町内会の案内などでお誘いを受けたおばちゃんたちが来ていたのだが、そういう人はほとんど不適合だったらしく、お土産だけもらって帰っていった。
まず、持病があるとか、貧血持ちだとか、そういう人は無理ですよって事を周知徹底しないとねえ。

さて、アタシは何もかもが最適な血液ドナーとして関門をクリアし、採血開始ですよ。
15分ほどで400mlを抜かれ、さて買い物でもしてから帰ろうと思っていたところ。。。

看護師「あのー、大丈夫ですか?気分悪くないですか?」
アタシ「え?大丈夫です けど  なんで?
看護師「いやあ、血圧がすごく下がってて、脈もですねー弱くって、あああ!顔色悪いんですけどめまいとかしませんか?」
アタシ「ええ?そんなこと言われると  気持ち  悪い   かも

その後急激に慌ただしくなり、頭を下げて脚を上げて寝かされ、スポ飲を飲まされ、何度も血圧を測定され、とうとう医者を呼ばれた。
なかなか血圧が上がらないので、「これはちょっとマズいわね。点滴しよう!」って話の流れに。

ちょ。。。なんか、カッコ悪いんですけど?

ところが、血圧が80より上がらない。
献血前が120だったのに、急激に下がったために吐き気までしてくる始末。
そしてさらに悲惨なことに、トイレに行きたくなった。

アタシ「あのー、点滴の前にトイレに行きたいんですけど」
看護師「あ!そうよね?でも歩かせられないの。倒れちゃうかもしれないし。ちょっと待って、2人で支えるから!」

なんかもう、どんどん迷惑が拡大していく。

何度か嘔吐して、ちょっと楽になったおかげでトイレまで歩いて行けた。
ただし、両側に付き添いの人付きで。
結局、採血終了から1時間以上寝かされて、やっと血圧が100に届いて帰宅を許された。

問題はまだ終わらない。
そう、買い物もしてない。
買い物は諦めるよう説得された。

車で来てる。
運転も禁止された。

さあ、困った。

結局、血液センターの男性職員が代わりに運転してくれて、看護師さん1名が付き添ってくれた。
しかしここで気軽に「じゃあ、あなたの車を代わりに運転してお宅まで送るからね!」って言われたんだけど、もしアタシがマニュアルのZとかに乗ってたらどうすんの?
幸い男性職員さんはマニュアルの車の運転がおできになったので、大きな問題もなく家に帰れました。
ただ、2速発進する人だったので、「ちょっと、ちゃんと1速で!」と言いたくてウズウズでした。

看護師さんは代わりにお土産を山ほど受け取ってくれていたみたいで、マンションの入り口で「はい、これお土産ね!」と渡されました。

アタシは「ちょっといいことしに行こう!」って献血に行ったのに、迷惑をかけてしまったことに酷く恐縮しちゃいました。
普段人に頭を下げることなんかないのに、ペコペコ頭を下げて「すみません。ご迷惑おかけして申し訳ありません!」と平謝りだったんだけど、なぜか男性職員と看護師さんがさらに平身低頭で謝罪するではないか!

いや、やめてくれー!迷惑かけた身としてはおこがましいじゃないか!

さらに平身低頭謝り倒すと、それを超えて平身低頭。。。エンドレスの謝罪攻撃。


あれかな?
献血ってのも、一応は医療行為の範疇に入るんだろうし。
事前の検査は全部パスしたのに、急激な副作用で大変な目に遭ったっつーことで、訴訟なんかにならないようにって意味での謝罪なのかな?

今回の騒ぎで、今後献血は行けなくなりました。
やんわりと、「今度から献血はしないほうがいいかもね」と言われてしまった。

かえすがえすも残念だなあ。

お土産にもらったかりんとうが実に美味だった。