2014年4月7日月曜日

フルマラソンへの道:さが桜マラソン 2014 その 2

さあ、いよいよ 42.195 km の過酷な旅へ!

ギリギリに会場に到着し、スタートブロックの最後尾まで延々歩き、ようやく気分も高まってきました。
それにしても。。。すごい人ですよ。

人、人、人。。。のスタート地点

もう、スタートラインなんて遥か彼方ですよ。
全員が通過するまでに 10 分ほどかかるって話ですからね。
去年は 10 km の部に参加して、C ブロックからスタートしてギャップが 5 分だったけど、今回は E ブロックなんで、やはり 10 分はかかりそうですよ。

さて、細かく脚や肩を揺すりながらも、もうテンション MAX ですよ。
ちなみに今回のゲストはあの川内優輝尾崎好美君原健二さんです。
個人的には有森裕子に喝を入れて欲しかったんですけどね。
運がよければ川内を見れるかもしれないってことで、コースのできるだけ右側に位置取りました。
夫も「俺もせっかくだから川内見てから帰る」と。

予想通り 10 分遅れてスタートラインを通過。
ガーミンも無事に GPS を捕捉してスタート。
とにかく、42 km を走り切るには最初に飛ばさないこと!
たとえ最後尾になろうと周りのペースに巻き込まれてしまわないことが鉄則らしい。
自称:理論派鈍足ランナーとしては、前半は 8 分前後のペースを維持するつもりが、7 分半と若干速めのペースに。
これはハーフのペースじゃないか!と思いつつも、本番アドレナリンの効果か?かなり気分には余裕があります。
ちなみにこの速度、平均的な市民ランナーより 1 分ほど遅く、アスリートな一般人から見ると「え?歩き?」な速度ですよ。
参考までに、わたくしせっかちな性格故、歩くのは異様に速いです。

さて、2 km 地点あたりで「先頭選手が間もなく通過します!」というアナウンスが!
先頭選手=川内ですよ!!
途端にみんなが右寄りにさーっと移動する。
アタシももちろん右に寄る。

来たっ!パトカー来たっ!
白バイ来たっ!
市民ランナーも色めき立ちます!
姿が見えた瞬間「川内ー!がんばれー!」と声を上げたものの、言い終わる頃にはもう走り去っていました。
もの凄い速さでした。

では、夫が連射で撮影した一流の走りをどうぞご覧ください。







連射で撮影したのにあっという間に走り去って行った!
とのこと。(撮影:夫)

さてさて、川内と違って 6 時間もの長旅が待っている私は、いきなり「トイレ行きたいなあ」と、カフェイン断ちの努力虚しく、低めの気温と冷たい風の影響か?早くもトイレ問題に直面です。
仮設トイレがコース場に設置されていますが、トイレの案内には次のトイレまでの距離も書かれているのがすごく便利です。
例えば、トイレ待ちの列があっても、次のトイレまであと ○ km と表示してあるので、「我慢できるか否か?」で効率よくトイレに行けて助かりました。
トイレは何度か行く覚悟で、とにかくすべての給水ポイントで水分をしっかり補給して、マイボトルのスポドリ(川内のスペシャルドリンクのレシピをネットで見つけて作ったもの)もちょいちょい補給。

ところで、仮設トイレってのは『和式』なんですねえ。
すると、脚に疲れがたまってくる後半は、この『和式トイレ』との戦いもあるんじゃないか?ってことに気がついちゃいました。
そうでなくとも、仮設トイレってのは狭いですからね。


10 km 過ぎたあたりから、私の前を走っていたランナーがずるずると落ちてきます。
おそらく、気分が高揚してちょっと飛ばしすぎた人達と思われます。
私はとにかく丁度良さそうなペースで走っている人を見つけて、その人にぴったりついて行くことにしました。
結果的にはこれが功を奏して、中盤までは一定のペースで後半へのスタミナもちょっと残すことができました。

前半の最初の山は 2 時間ほどで訪れました。
2 日前に仕上げのジョグ中からなんとなく左太もも裏(一度筋膜炎で痛めている)にハリを感じていましたが、徐々にハリが強くなっている感じです。
道路脇でストレッチをしていると、応援していたおばちゃんに「お姉さん、まだまだ先は長かよ。頑張ってね!」と励まされました。
田舎のレースってのは、こういう沿道のおばちゃんたちやおじさんたちのナチュラルな励ましが楽しくて心強いです。
東京や大阪のような大都市のレースも絶え間ない応援がにぎやかで楽しそうですが、田舎のレースも素朴で生活感溢れる応援が素敵です。

ストレッチでちょっとリセットして、またマイペースで走ります。
目印になるだろうと思っていたエッフェル塔(佐賀の人間なら馬場ボディーのエッフェル塔に説明は不要です)がなくなっていたのが残念でした。
「あー、エッフェル塔なんで撤去しちゃったんだろう?」と思いつつ沿道に目をやると。。。

!!!!

家族がいます!
どうやら交通規制の網をかいくぐり。。。というのは嘘で、地元民ならではの裏道を駆使してコース脇まで車で乗りつけ、農道に路駐したらしいです。
ああ、さすが地元レース。
家族が応援に来てくれた!!と私は胸熱になりつつエネルギーをチャージしました。


ええ。
彼ら、川内を見にきてたんですね。。。
そりゃもう高齢の母親なんぞは「川内すごかった!」と興奮気味に父親や親戚の姉ちゃんに話していました。
なんと父親は娘のマラソンの日にたけのこ掘りに行ってしまう始末でしたが。


すこーんと晴れ渡った春の空の下を走るのは、ちょっとくらい風が冷たくて強くても、とびきり気分のいいものでした。
初めて桜マラソンに参加した 3 年前もこういう晴天でした(桜は満開だったけど)。
そして、祖母が死んだ 5 年前は完璧に晴れた空に満開の桜が咲き誇っていたのを思い出して、またまた胸熱になって中盤にさしかかるのでした。


生まれ育った町だなあと
感慨深くなる佐賀平野

気持ち、桜は残っています

青い空、白い雲、ビュービュー吹く風!


To Be Continued...