2014年12月3日水曜日

福岡マラソン 2014:その 3

ネットでは賛否両論より「否」が目に付く福岡マラソン

さまざまなランナーのレビューを読んでみて、ほとんどの意見に共感しました。

期待はずれ

これに尽きると思うんですよ。


おそらく、開催地が福岡であることや、事前の PR で煽りすぎた結果がコレなんですよ。
裏には一般人には与り知らぬ大人の事情もあるでしょうが。。。
九州・山口ではいくつもマラソン大会が開催されていて、1 万人規模の大会も少なくありません。


九州・山口の主なマラソン大会
(大会名・定員・参加料)

下関海響マラソン 10,000 人 7,000 円
北九州マラソン 10,000 人 10,000 円
さが桜マラソン 8,500 人 8,500 円
熊本城マラソン 12,000 人 10,000 円
青島太平洋マラソン 9,000 人 7,000 円
いぶすき菜の花マラソン 定員なし 5,000 円(昨年は約 19,000 人が参加)
NAHA マラソン 30,000 人 6,500 円
福岡マラソン 10,000 人 10,000 円

那覇の大会規模が大きいことと、指宿の「定員なし」という荒技を除けば、ほぼ似たような規模です。
むしろ、佐賀や宮崎といった田舎で 1 万人近いランナーが集まることの方が「大丈夫かな?」という不安を感じるのですが。
特に佐賀など、宮崎と違って観光地でもないわけですよ。

さて、実際にランナーから寄せられた評価はどうかというと。。。

直近開催レースの評価(100 点満点:Runnet より)

下関海響マラソン 93.4 点
北九州マラソン 89.3 点
さが桜マラソン 96 点
熊本城マラソン 90.8 点
青島太平洋マラソン 85.9 点
いぶすき菜の花マラソン 73.5 点
NAHA マラソン 79.8 点
福岡マラソン 67.1 点

と、福岡がダントツビリなわけです。
70 点台の指宿と那覇のレビューを読むと、参加人数が多い故の問題(トイレが少ない、コースが混雑する)や遠隔地ゆえのアクセスの問題がマイナスポイントになっているようです。

ところが福岡は参加人数が多過ぎるわけでもなく、アクセスはダントツにいいわけですよ。
ご存じない方のために、福岡空港からスタート地点の天神まで地下鉄でなんと 12 分、6 駅しかないんですよ。
もちろん、宿泊施設もリーズナブルなビジネスホテルからゴージャスな高級ホテルまでよりどりみどりです。

なのに、この評価の低さ!

おそらく、コース設定が諸悪の根源だと思うんですよね。
福岡市天神から糸島市までの片道コース
ゴール後はまた福岡市内まで戻る必要があるのに、糸島はお世辞にも交通の便がいいとは言えないわけです。
実際に、ゴール後シャトルバスに乗るために1時間も行列に並んだ方も多かったようです。
しかも、シャトルバスは駅から徒歩 5 分のところまで。
42.195 km 走った後ですよ?

天気が悪くて、預けていた荷物が雨ざらしになったとか、糸島の田園地帯が肥臭いとか、テレビで散々煽っていた給食のうどんが早々になくなったとかよりも、死ぬほど疲れている人間に追い討ちをかけてしまったがための低評価となった様子。

しかも、「おもてなし」を豪語していたわりに、完走者用の食事が何もなかったというか、あったらしいのだけれど「どこにあるのかわからない」状態で、後日聞いた話では「参加人数には到底足りない量しかなかった」とか、ますます情けない情報が浮かび上がって来たわけです。


個人的な意見ですが、マラソンを走る人は水と糖分と塩分は自分でも用意すべきですよ。
給水ポイントや給食ポイントに間に合わないという事態を、特に遅いランナーは予測して備えるべきだと思うんですけどね。
それにしても、煽るだけ煽って期待を持たせておいて、完走タイム 5 時間以降のランナーはほとんどバナナしか食べていないんじゃないでしょうか?


上記の大会の中で、最も高評価のさが桜マラソンに毎年参加していますけどね、もう全然違うんですよ。
佐賀なんて田舎ですよ?
空港から JR 佐賀駅まで車で「飛ばして」30 分弱
バスで約 40 分
駅からスタート地点までは徒歩で約 20 分。
宿泊施設は佐賀駅周辺にビジネスホテルはいくつかあります(十分なキャパがあるはずです)。
高級ホテルはニューオータニのみで、タクシーで 10 分ほど。

今年の 4 月に初フルマラソンを佐賀で走りましたが、給食はイチゴが 品切れになっていたのみで、他は十分な量ありました。
ほぼ最後尾あたりを走っていたのにです。
ゴールは競技場トラック(これが非常に気分がいいポイント)で、ゴール後は餅やらアイスクリームやら、いろんな食べ物をいただきました。

シャトルバスも JR の駅まで連れて行ってくれるようですし、仮に歩いたとしても徒歩 20 分くらいです。


田舎の人の応援は非常に素朴でトゲがないのも素敵です。

福岡のおじさんたちの応援には、なんというか、若干トゲがあるんですね。
佐賀人の私が常に感じているのですが、福岡の人ってのはちょっと傲慢なんですよ。
関東地方における東京と埼玉の関係性を想像していただくといいですね。
あるいは関西地方における大阪と奈良もしくは滋賀とか。
佐賀のこと心底バカにしてるし。。。
いろんな意味で福岡の傲慢さとか、ツメの甘さとか出ちゃって足元救われた形になってしまった大会でした。
普段「佐賀人め!」とバカにされている私なぞは、溜飲を下げても良さそうですが、なにせ辛い目に合った張本人ですしね。

次回はなんとか頑張っていただいて、私は金輪際エントリーしませんが、もし参加される方はほどほどに期待して、帰りの飛行機の便は遅めの便を予約することをおすすめしますよ。


とまあ、福岡マラソンの愚痴をこぼしすぎたバチが当たったのか、足の小指をソファの脚にぶつけて骨にひびが入るアクシデントで運動を禁じられております。