2015年5月19日火曜日

フリーランス翻訳者の一日

フリーランスのフリーは自由のフリーではありません。

というわけで、弁解がましくフリーランス翻訳者としての私の典型的な一日のスケジュールでもご紹介。
誰も興味ないでしょうが、あくまで一種の弁解ですので。


8:30 起床
  コーヒー飲みながらメールチェック。
  忙しくなりそうな日は、朝食で糖分摂取。

9:30 仕事開始
  要返信のメールに返信後、手帳にその日やるべき仕事をリストアップしてから開始。

正午ごろ 昼食
  暇なときを除いて、インスタントラーメンかうどん。昼食の時間は大体 20 分くらい。
  
17:30 ジョギング&風呂
  冬だと 16:30 ごろ、夏だと 17:30 以降に一旦仕事をやめて小 1 時間ほどジョギング。
  ただし、走らない日は 18:30 くらいまで仕事します。

18:30 夕食
  暇なときは 5:30 くらいから夕食を食べます。
  基本、夕食は早めに食べてしまいます。

20:00 仕事
  暇なときは夜は仕事しません。
  大体、22:00 くらいまではリビングのソファでノートパソコンで翻訳してます。
  ただし、案件によっては仕事部屋のデスクトップでガッツリ取り組みます。

23:00 終業
  キリがないので、この時間になるとパソコンの電源を切って、仕事は終わりです。
  ただし、どうしても間に合わない場合は深夜までやります。

火曜日から金曜日までがこのパターンで、土曜日は始業時間が 10:00 くらい、就業時間が 16:30 と時短です。

日曜日は必ず休む、月曜日もできれば休むけど、夕方以降は納期によっては仕事をします。
大体、月の休日は 5 日か 6 日。
長期休暇(3 日以上の連休)は年末年始だけだったのですが、さすがにこれじゃマズいってことで、今年から 6 月に 1 週間の休暇を取ることにしました。
月曜日に休むのは、クライアントが海外の会社メインなので、先方のビジネスアワーに合わせると月曜の夕方までは休めるんですね。
あと、病院とかって土日に行けないので月曜に行くようにしています。

他にも困るのが土曜日に冠婚葬祭が入ると、金曜日に深夜まで仕事をする羽目になりやすいこと。
50 にもなると親に突発的なアクシデントが起きがちなので、最近は少し仕事を減らしたりしていますし、これまでは「ギリギリな納期の仕事」は頑張って引き受けるスタンスでしたが、万が一のことを考えて断るスタンスです。
「その納期ではお引き受けできかねます」と伝えると「では、1 日延ばしますので」と言っていただけることが思った以上に多いので無理するよりも交渉ですね。


海外のクライアントと仕事をしていると、日本人的なビジネス感覚が通用しないというか、まあ「大ざっぱすぎる」人が多いんですね。
それに対してイライラすることもある反面、いろいろと相談しやすいといういい面もあります。
例えば、昨年から夫の親の介護やら葬式やらでプライベートに時間を取られることが多くなったことがありましたが、そういう個人的な事情に海外のクライアントはすごく寛容で、「遠慮しないでよー!もちろん休んで構わないわよー!もう、早く言ってよ!!」的な対応なんですね。
あと金銭的な問題が起きたときも、ストレートに苦情を伝えやすいというのもあります。

逆に日本の会社はすべてにおいてきちんと期日が厳守されるので、この安心感は本当にありがたいです。

どちらもそれぞれ一長一短ですが、総じて海外のクライアントはフレンドリーな人が多いと言うか、長く仕事をしている間柄だと、世間話とか趣味の話とかちょいちょいメールに添えてくれるので、相手の顔が浮かびやすいです。
相手の顔が浮かぶってのは割に重要ですよ。
仕事ってのは、やっぱり人と人のつながりが基本なので、フリーランスだろうと会社員だろうと、ネットですべて事足りていようと、やっぱり人柄ってのは割に「物を言う」わけです。

社会人になって 30 年近く経って思うのは、やるべき仕事をミスなく遂行することはもちろんですが、一緒に仕事をする人に(同僚であれ、クライアントであれ)いい印象を持ってもらう、覚えてもらうのはとっても重要ですよ。

翻訳者に限らずフリーで仕事をする人は増えていますが、仕事の能力の他に金銭感覚が鋭いに越したことはないです。
逆にルーズな人は組織で保護してもらう方がいいですよ。