9月24日(土)、福岡市早良区のももちパレスで開催された福岡翻訳勉強会に出席しました。
東京と大阪では翻訳者の集まりが多く、同業者同士のつながりも結構多いようで、日頃から羨ましく思っていたのですが、行動力溢れる実行委員3人のおかげでとうとう福岡でもセミナー形式の勉強会が開催されました!
大阪からしんハムさん、東京からテリーさんとNestさんが講師として来福されました。
他にも東京から帽子屋さん、神戸から猫先生など、各所で有名な翻訳者の皆さまも参加くださり、なんというかアレですよ、フェスに行ったら、観客席にアイアン・メイデン来てんじゃん?!的な。
しんハムさんはCATツールの紹介とその是非について。
今後もCATツール指定案件は増える一方だと思われますが、私たち翻訳者が人間としてどのようにツールと向き合っていくか?が問われる時代なんですね。
午後はテリーさんのWildLightをメインにした翻訳のチェックについて。
実際にWildLightを使いながらの説明に、「おぉーーー!!!!」と心の中でヘドバンしながら夢中になってしまいました。
最後はNestさんの辞書とコーパスについて。
個人的にちょっと前にコーパスをいくつかネットで見つけて使い比べていたので非常に興味深かったですし、英英辞書は本当に大事なのでまたしても心の中でヘドバンです。
お三方とも2時間ずつのセミナーでしたが、「え?もう終わり?」というくらいあっという間でした。
考えてみてください。
2時間の講義が3コマって、ちょっとした大学の授業ですよ。
それが「え?もう終わり?」なのですから凄いですよ。
もちろん、セミナー後は懇親会。
懇親会といえば、酒ですよ。
あ、違う。
出会いの場ですよ(なんか意味違うけど)。
今回も初めてお会いする方がたくさんいらしたのですが、飲み食いにちょっと夢中になってしまって全ての出席者とお話できなかったのが心残りです。
もし、これを見て「椅子をコロコロするんですか?」と変な質問した人と話してない!と思い出されましたらTwitterで @iMYK_ja にお声掛けください。
翻訳を専業としたのは約7年ほど前ですが、その頃は福岡にどのくらい翻訳を生業としている人がいるかもわからず、自宅に引きこもって仕事をして、言葉をかわす他人といえばスーパーやコンビニのレジの人だけ。
SNSがきっかけで九州の翻訳者の集まりに誘っていただいたり、こうして勉強会に参加して関西や関東で大活躍中の方にお会いできたり、テクノロジーの進化は凄いですね。
今、翻訳を勉強中の方も出席いただいたようで、これぞ勉強会の理想とするところではないでしょうか。
個人的にテリーさんがすごいツボだったんですが(突然ブルースクリーンになるなど「持ってる人だな」と思いました)、Nestさんご夫婦のおっちょこちょいぶりも楽しくて、もっともっとお話したかったです。
実行委員のお三方の行動力にも脱帽です。