東京で開催された第27回JTF翻訳祭に行ってきたので、忘れないうちにざっくりと書き留めておく。
自分の中でもう少し消化、整理してから、後日、改めてまとめてみようと思う。
前夜祭
こちらは、翻訳祭とは別で、「十人十色」という翻訳者の勉強会主催の集まり。
川月現大氏による講演と、各地の勉強会関係者によるパネルディスカッション。
福岡翻訳勉強会メンバーも登壇。
懇親会では、1月27日の「第3回 博多で翻訳勉強会」で講師を務めていただく井口さんと同席する機会に恵まれた。
翻訳祭
1,000人近くが参加し、大変な盛会となった。
午前に2つ、午後に2つのセッションを聴講。
英訳や出版翻訳など普段の仕事とは違うのだけれども、「この人の話を聞いてみたい!」という好奇心に任せてセッションを選んだ。
90分の講演を4コマというのは、大学の授業以来ではないだろうか?
昼食後のセッションでは意識が遠のいたりしつつも、気が付いたら1日が終わっていたという感じだった。
交流パーティー
SNSなどでやり取りはしていても、地方在住なので実際にお会いしたことがない方がほとんどだ。
わずかなヒントを手がかりに目当ての人を探し出すという、トレジャーハント的な高難易度ミッションだったが、多くの方の協力を得てかなりクリアできたように思う。
また、福岡の勉強会でお会いした方が表彰されたので、とても誇らしい気分(私が誇ってどうする?)で東京出張を締めくくれたと思う。
今年から遠方での勉強会に足を運ぶようになり、3回目の上京となった。
毎回「これをどうしても学びたい」というテーマがあっての上京だったが、奇しくも結果的には昨年以来参加した勉強会のテーマが数珠つなぎのようにつながり、自分の中でいい具合に熟成している気がする。
仕事の成果にダイレクトに結びついたものもある。
漠然とした言い方になるが、短期的および長期的方向性を考えるときの「地図」を手に入れたと思っている。
新たに多くの出会いもあり、「知り合い」と呼べる人が増えた。
「どこかで誰かが私の仕事を目にするかもしれない」というささやかな緊張感が、怠惰な私には必要なのだ。
今回の上京では、「はやかけん」という福岡市営地下鉄発行のICカードを導入したので、移動が格段と楽になった。
毎回キップ売り場でもたついていたのが嘘のように解消されたので、やはりテクノロジーの進化には黙って従うべきだなと思った次第。
2日間にいただいた名刺を数えたら39枚だった。
惜しい!あと1枚で40枚だったのに…。