2017年4月29日土曜日

東京ほんま会に初参加

ペーパーレスで飛行機に乗れると知って驚いた!

去る4月23日(日)、東京ほんま会主催の勉強会に初めて参加した。正規表現とワイルドカードを使いこなそう!という趣旨の内容で、テリーさん帽子屋さんのお二方が講師を務められた。勉強会の参加者は約30名ほどで、ほとんどの方が東京および東京近郊の方だった。愛知と福島からの参加者が1名ずつ。地域の定期勉強会という趣で、9割の人が初対面だった。

私のような正規表現ワイルドカードがすぐにごっちゃになってしまうような人間が中級者向けの内容についていけるのか?と、ちょっと大いにためらった。ただ、なんでもそうだけど、「ちょっと難しいなあ」とか「半分くらいわかんないなあ」がきっかけになって「何を勉強したらいいか?」がわかることもある。自分の弱点がハッキリわかると対応策も見えてくる。私の場合は、

「正規表現とワイルドカードがすぐにごっちゃになる」

の一点に尽きる気がする…。そして私の場合の対応策は、

「行き詰まったら知っている人に質問する」

に限る。行き詰まるまで調べたり、あれこれ試したりするのだ。自分で解決できることもあれば、やっているうちにごっちゃになってしまい、底なし沼にはまり込むこともある。参加する前も底なし沼にはまり込んでいたのだけど、勉強会冒頭で「あ!」とモヤが晴れたように自分の間違いに気づいた。一人でやっていると、「思い込み」とか「勘違い」をスルーしがちだ。同時に複数のことをやると、いとも簡単に底なし沼にはまり込む。まず正規表現かワイルドカードか、どっちか片方に決めよう!と思った次第。


約4時間の会が終了する頃には、頭から湯気が出ていたと思う。冬眠前のリスが口の中にドングリを詰め込んだ状態だ。そのままでは飲み込めないので、一度口から出して、ドングリを吟味し、1つずつ飲み込もうと思う。最近、仕事はWindowsマシンでやるようになったので、WildLightを使う機会も増えるはず。自分のワークフローや環境に無理なくフィットする方法を見つけようと思う。

勉強会の後は、会場近くのスペイン料理の店で懇親会だった。SNSでやり取りしている方にも会えて、今まで「匿名の誰か」だった人が一気に「知り合い」になる瞬間が好きで勉強会などの集まりに参加している。また、機会があれば少し遠方の勉強会にも足を運ぼうと思う。

ちなみに、お土産代わりに「くるりくるり博多というお菓子を持って行ったのだけど、サクサク美味しかったので、荷物が重くならない博多土産をお探しの方はぜひ。


結論:Wordによくある「無駄な改行」なんて瞬殺よっ!

2017年4月23日日曜日

「わかりやすい」文章を書く全技術100 大久保進著

¥99のKindle本が今年二番目の収穫!(ただし4月現在)

今年一番の収穫が何だったのかは後日ゆっくり取り上げます。これまでも「作文技術」に関する本は読んだことはありますが、本書はポイントをぎゅっとつかんでいて、要点が簡潔にわかりやすくまとめられていました。中学生以上、なんなら小学生にも薦めたい本です。活字が一人歩きしやすいネット社会だからこそ、わかりやすい文章を書く技術は後々「お金」にもなるのではないでしょうか。

本書では、わかりやすい文章を書くためにマスターしたい技術を100個紹介しています。100の技術をすべて一度に身につけるのではなく、まず3つ。3つのスキルを重点的に「注意」して「修正」を重ね、無意識のうちに実行できるまで「繰り返す」。また3つのスキルを選び、「注意」、「修正」、「繰り返す」。これを繰り返すと、格段に文章が上達するというわけです。

中でも私がぐっときたのは、「一文を短く」というポイント。すべての文章を短くすることは不可能です。たとえば、今日の午前中に私が翻訳した契約書の文章には長い文章が多いのです。最も長い文章はなんとビックリ、300文字を超えていました。契約書は一切の解釈の余地を許しません。「誤解」や「解釈の余地」は後々損害につながるのです。「誰」が「どういう」責任を負うのかなど、誤解が生じないよう漏れなく記載する必要があります。そうすると、どうしても文章が長くなります。

しかし、取扱説明書やウェブサービスのヘルプページはどうでしょう?不特定多数の人が読むものですから、文章は簡潔な方がいいわけです。そこで、これまでに翻訳したものを見直すと長い文章が結構多いのです。原文が長いので仕方ないのかもしれませんが、分解するともっと短く簡潔にできたのです。

そして、自分の文章でもう一つ気付いたのが、「英語の文章も長い」ということでした。普段から文章が長くなりがちなせいか、英語で書いてもやっぱり長いのです。英会話の先生に英文をチェックしてもらったところ、「文章長くない?」と開口一番に指摘されました。接続詞でつないだ上に、関係代名詞や分詞構文まで盛り込んでいたのです。最初から「長さ」を意識していれば区切れたはずです。

ということで、「一文を短く書く」「同じ助詞は続けない」「余計な言葉は省く」の3つを現在重点的に強化中です。もちろん、この手法を用いるのは「簡潔でわかりやすい文章」が必須となる場合のみです。他にも修飾語の係り受けなど、見直す余地は無限にあります。


結論:日本の義務教育は日本語の文法をしっかり教えるべきだし、作文も「気持ち」ではなくライティング技術を教えるべきだと思う。


2017年4月17日月曜日

ATOK無料体験中

「エートーク」じゃなくて「エイトック」と知って驚いた

IME(Input Method Editor:入力メソッドエディタ)はMacではことえり、WindowsではGoogle日本語入力を使っている。
特に不便を感じている訳でもないのだけど、たまたまATOKのサイトを見たら30日間無料で試せると知ってWindowsの方にインストールしてみた。

まず、IMEが変わると出てくる細かな不都合を正していくのが地味に面倒だ。
キーの割り当てをMac風に変えていたので、それをATOKの方でも設定。
いざ入力してみると、「ウィ」、「ウェ」、「ウォ」のキーが違っていることに気づいた。
ローマ字入力のキー設定も変更。
カスタマイズして使いやすくするのはいいけど、そのための設定がとても面倒くさい。

さて、ようやく設定も終わり入力開始。
別段の違和感もなく、快適に入力できている。
入力・変換よりも「リフレッシュナビ」という機能が気に入った。
入力時間が長くなると、休憩を促すメッセージが画面右下に表示される。
入力に関するデータも記録されるので、1日の作業時間や入力文字数なども確認できる。

作業時間がひと目でわかる!

1か月、1週間、1日ごとのログ

入力精度なんて項目もある

Google日本語入力にはなかった機能で、キーの割り当てをユーザーごとに設定できるのも便利。
複数ユーザーがパソコンを使う場合を想定しているのだが、実務翻訳をやっているとクライアントごとに表記スタイルが異なる。

   A社:スペースは常に半角
   B社:スペースは常に全角

こうした表記ルールの違いに合わせて設定を分けておくと、スペースの半角/全角を間違える心配が減る。
もちろん、入力設定を間違えなければの話だが。
「30日間使ってみて気に入れば買おうかな」という軽い気持ちでお試し版をインストールしたけど、お試し期間終了前に製品版を購入する予定。


ちなみに、私は半角/全角キーは使わない
左手小指ってあまり使わない。
クラプトンも小指はほとんど使わないらしい。

2017年4月7日金曜日

年に一度のメタルの日

爆音ライブでデトックスしてきた

去る4月3日月曜日、LOUDNESSのライブに行ってきた。
前回のライブから1年4か月、そろそろ体内にどす黒いモノが溜まってきたので、ライブで発散するのを楽しみにライブ当日まで予習に励んだ。
 開演40分前にドラムロゴス(中央区長浜)到着。
ライブハウスの外で物販コーナーが設置されていて、一度入場したら外へは出れないので今のうちに買っておけと促している。
半券を見せればいいことじゃないのだろうか?
ツアーTシャツ(¥3,500)を購入して、入場。
今度は入り口で「ドリンク代¥500」を徴収された。
チケット代に込みにしろよ!!
ちなみにチケットは¥8,500(全席指定、ただしパイプ椅子)だ。
お布施としては十分な額ではないだろうか?

ファンの年齢層も革ジャン率も高かった。
スーツ姿のいかにも管理職といった風貌の男性も多かった。
管理職のおじさんたちも、一旦ライブが始まるとノリノリでヘドバンしていたので、翌日からしばらくは筋肉痛で大変だったはず。
私も早速トイレでツアーTシャツに着替えた。
会場内はスマホでの撮影禁止なので係員が開演までずっと大声で注意していた。
今の時代にちょっと合っていない気がするのだけど。。。

今回のツアーは「Lightening Strikes 30th Anniversary 8117」ということで、1986年のライブを再現したツアーとなっている。
前回のライブでも30年前の衣装でやったのだけど、正直なところ、衣装は別にいいんじゃないかな?
マーティー・フリードマンみたいなヅラまでかぶって、もはやコスプレなのだ(面白かったけど)。
演奏については、ドラムロゴスの音響がちょっと残念で、特にボーカルの音が割れていて歌詞があまり聞き取れなかった。
ドラムとベースの音がとてもいいバランスだったけど、ギターの音がちょっと大きすぎた気がする。 
でも、爆音だから許す。

オープニングは『LOUDNESS』、一気に会場のボルテージが上がる。
『アレスの嘆き』のイントロを間違えて2回やり直すという、ハプニングで笑いを誘う一幕もあった。
1回目に「犯人」扱いされたのはベースのまー君だったが、間違えたのはギターの高崎晃だった。

「俺とちゃうねん!」(まー君)
「ああ、俺か?!」(高崎)
「それでは一旦コマーシャルに行かせていただきます!」(二井原)

という楽しいやり取りも含め、バンドも客も余裕を持ってライブを楽しんでいる雰囲気がなんとも言えず心地よかった。
アンコール後は、2000年以降の比較的新しい曲4曲で締めくくった。
高崎晃が珍しくレスポールを使ったので、レスポール教信者の夫が過剰に反応していた。
最後は『S.D.I』と決まっているので、イントロが始まった途端、お客さんも「よし、最後の曲だ!」と残った力を振り絞っていた。

終了後は重低音による空腹と、ヘドバンしながら拳を突き上げていたことによる首と肩の痛みと、歌い過ぎによる喉の渇きでクタクタになった。
10kmレースを走ったくらいの疲労度だったが、憑き物が落ちたみたいに心が晴れやかになったので、爆音ライブは私の健康の秘訣と言っても過言ではないと思う。 

ところで、二井原実のブログで知ったのだけど、『LOUDNESS』のイントロで高崎晃がギターのアームを「ウィーンウィーンウィーンウィーン!」って4回やるやつ、あれ、カウントだそうだ。
へぇー。


結論:親不孝通りは噂に違わぬ廃れ方だった。