2017年4月7日金曜日

年に一度のメタルの日

爆音ライブでデトックスしてきた

去る4月3日月曜日、LOUDNESSのライブに行ってきた。
前回のライブから1年4か月、そろそろ体内にどす黒いモノが溜まってきたので、ライブで発散するのを楽しみにライブ当日まで予習に励んだ。
 開演40分前にドラムロゴス(中央区長浜)到着。
ライブハウスの外で物販コーナーが設置されていて、一度入場したら外へは出れないので今のうちに買っておけと促している。
半券を見せればいいことじゃないのだろうか?
ツアーTシャツ(¥3,500)を購入して、入場。
今度は入り口で「ドリンク代¥500」を徴収された。
チケット代に込みにしろよ!!
ちなみにチケットは¥8,500(全席指定、ただしパイプ椅子)だ。
お布施としては十分な額ではないだろうか?

ファンの年齢層も革ジャン率も高かった。
スーツ姿のいかにも管理職といった風貌の男性も多かった。
管理職のおじさんたちも、一旦ライブが始まるとノリノリでヘドバンしていたので、翌日からしばらくは筋肉痛で大変だったはず。
私も早速トイレでツアーTシャツに着替えた。
会場内はスマホでの撮影禁止なので係員が開演までずっと大声で注意していた。
今の時代にちょっと合っていない気がするのだけど。。。

今回のツアーは「Lightening Strikes 30th Anniversary 8117」ということで、1986年のライブを再現したツアーとなっている。
前回のライブでも30年前の衣装でやったのだけど、正直なところ、衣装は別にいいんじゃないかな?
マーティー・フリードマンみたいなヅラまでかぶって、もはやコスプレなのだ(面白かったけど)。
演奏については、ドラムロゴスの音響がちょっと残念で、特にボーカルの音が割れていて歌詞があまり聞き取れなかった。
ドラムとベースの音がとてもいいバランスだったけど、ギターの音がちょっと大きすぎた気がする。 
でも、爆音だから許す。

オープニングは『LOUDNESS』、一気に会場のボルテージが上がる。
『アレスの嘆き』のイントロを間違えて2回やり直すという、ハプニングで笑いを誘う一幕もあった。
1回目に「犯人」扱いされたのはベースのまー君だったが、間違えたのはギターの高崎晃だった。

「俺とちゃうねん!」(まー君)
「ああ、俺か?!」(高崎)
「それでは一旦コマーシャルに行かせていただきます!」(二井原)

という楽しいやり取りも含め、バンドも客も余裕を持ってライブを楽しんでいる雰囲気がなんとも言えず心地よかった。
アンコール後は、2000年以降の比較的新しい曲4曲で締めくくった。
高崎晃が珍しくレスポールを使ったので、レスポール教信者の夫が過剰に反応していた。
最後は『S.D.I』と決まっているので、イントロが始まった途端、お客さんも「よし、最後の曲だ!」と残った力を振り絞っていた。

終了後は重低音による空腹と、ヘドバンしながら拳を突き上げていたことによる首と肩の痛みと、歌い過ぎによる喉の渇きでクタクタになった。
10kmレースを走ったくらいの疲労度だったが、憑き物が落ちたみたいに心が晴れやかになったので、爆音ライブは私の健康の秘訣と言っても過言ではないと思う。 

ところで、二井原実のブログで知ったのだけど、『LOUDNESS』のイントロで高崎晃がギターのアームを「ウィーンウィーンウィーンウィーン!」って4回やるやつ、あれ、カウントだそうだ。
へぇー。


結論:親不孝通りは噂に違わぬ廃れ方だった。