2016年4月5日火曜日

さが桜マラソン2016 〜その1〜

たっぷりと花を咲かせた桜の樹の下には死体が埋まっている。

坂口安吾の小説か、梅図かずおの漫画だと思うけど、今でも花房豊かな桜の木を見ると、つい「死体が埋まっているに違いない」と思うくらい、子供の頃に読んだ本(漫画)の影響は大きく、ダムの下にも。。。(以下略)

4月3日(日)に佐賀で開催されたさが桜マラソンを走った。
今回で通算6回目、フルになってからは3回目の参加となるのだけれど、練習不足もさることながら、昨年に比べて3kg増えたままの体重も大きな不安要素。
天気予報では曇りのち雨、最高気温は23℃の予想。
23℃と言うと、軽度の熱中症になった昨年と同じ、マラソンにはかなりの高温。
前日から大会公式サイトでは暑さ対策の情報が出ていたので、完全に夏仕様のウェアで参戦。
250mlのペットボトルにスポ飲入れて、ポケットにはゼリー、スポーツようかん、干し梅と、水分、糖分、塩分をしっかり準備。
万が一のために芍薬甘草湯(けいれん対策)とイブプロフェン(頭痛対策)もポーチにイン!

前日に佐賀に帰省したのだけど、コース沿いの桜はどれも満開で、もし死体が埋まっているとしたらかなりの数になるのだけれど、死体が埋まっているはずもなく。
で、運転しながら気付いたのは桜並木は歩道から見るとたいそう美しいのだけれど、車道から見るとさほどでもない。
ただし、本番でランナーが走るのは車道という細かいことはさておき。
金曜日の夕方から炭水化物制限を解除して、土曜日は心置きなくパンやらご飯を食べてカーボローディング。
金曜の夜に夜更かしして、土曜はいつもより早めに起きたので、土曜の夜は午後9時半に無事就寝。
日曜は午前3時半過ぎから目を覚ましては、ひとりでドギマギしてたのだけど、その後すぐに寝入ってしまい、5時半のアラームで起こされた夫に叩き起こされる始末。
朝から菓子パンやら餅をモグモグ頬張り、燃料満タン。
自称低血圧(実際少し高血圧気味)の夫もファンラン(9.8km)に出場するため、ぼんやりしながら餅を食べていた。

昨年とまったく同じウェアを着て、両足の外反母趾の痛み防止のためのテーピングも巻いて、午前8時に弟の車で佐賀陸上競技場へ。

ファンランに出場する友人としばし言葉を交わし、8:40ごろにスタートブロックへ。

Eブロック中程から

競技場の気球係留


今回は風もなく無事に気球が膨らんでいた。
さくさくっとオープニングセレモニーがすすんで、関係者の挨拶も短く簡潔で、いよいよスタート!


さが桜マラソンの「お祭り感」は年々増していて、博多どんたくや博多山笠のようにこの時期になると佐賀は「そろそろマラソンだね」というソワソワ感がそこかしこに見られる。
コース沿いの住民の皆さんも、慣れてきて手際よく私設エイドを切り盛りしている人あり、暑さ対策のためにランナー用にシャワーノズルで水をまいてくれる人あり、トイレを開放してくれる店舗や企業ありと、どんどん進化している。

もちろん、興味のない人にとっては交通規制で渋滞が発生したりするから迷惑なのかもしれないが、そこは祭りだから。
福岡の人間がゴールデンウィークに天神に車で行って「なんでこんなに渋滞してるんだ?どんたく?やめろそんなもん!」と言うようなもんだから。


今回の目標
  • キロ7分半ペースでできれば歩かず、トラブルなく完走を目指す。
  • できるだけ沿道の応援に「ありがとう」で応える。
  • 給食全部完食する。
さて、どうなることやら?