2017年3月4日土曜日

みそ汁バンザイ!

テーブルの隙間は心の隙間

こう言ったのはうちの弟。
盆正月の実家の食卓は隙間なくビッシリと食べ物が並ぶ。
明らかに食べきれない量の食べ物に苦言を呈した私に向かって弟が言った言葉だ。
確かに、家族や親戚が集う場では食べ物が多くなりがちだが、実家では平常時から食べ物が多すぎる。
そして全員が太めだ。

私は料理に限らず家事が嫌いだ。
料理が嫌いで不得手、なのに食べることは人一倍好きなので困る。
週に2日、夫がいない日は一人で食事をするのだが、一人だとついついお惣菜で済ませてしまいがちだった。
とにかく、一人分の食事を作るのが面倒臭いのだ。

先日、土井先生の『一汁一菜でよいという提案』を読んで以来、一人でも自分でみそ汁を作るようになった。
お惣菜はあまり買わなくなった。
ただ、料理は相変わらず面倒だし、好きではない。
それでも以前のような負担はなくなった。
一汁一菜でもよいという基準を設定したことと、具沢山のみそ汁を作ることでずいぶん気が楽になった。
スーパーに行く前に献立を考えるのではなく、その日見つけた旬の野菜を使ってみそ汁を作る。
一人分に使う野菜なんてたかが知れているので、残った野菜を葉物ならおひたしにしたり、ごま油で炒めてオイスターソースやナンプラーで味付けしたり。
冷蔵庫の中で半端に残っている食材を一緒に炒めてみたり。
時にはてんぷらを揚げることだってある。
料理は面倒だけど、みそ汁を作った勢いそのままにあと2品くらいは結構作れてしまう。
一汁一菜でもよいと言いつつ、結局はテーブルいっぱいに食べ物を並べてしまう。
そう、テーブルの隙間はやっぱり心の隙間なのだ。

みそ汁を自分で作るようになってから、だしにもこだわるようになった。
もちろん、みそだって選ぶようになった。

現在、我が家のみそ汁の基本はコレ!


それと、一部のキッチンツールを100均のものではなく、丈夫なものに変えた。
たとえば、¥100の金ざると¥1,000の金ざるの違いは火を見るよりも明らかなのだ。
他にアップグレードしたツールは、おたま、トング、シリコンヘラ(大小2サイズ)。
これらはすべて継ぎ目のない構造のものにしたので、カビが生えてテンションがだだ下がりするリスクを大幅に軽減できた。
特に無印のシリコンヘラは使いやすいのでオススメ。

アップグレード済みのツール(まな板除く)


最近のあごだしブームで久原本家はウホウホらしいと聞いた。
今日、久山町にある久原本家までだしを買いに行ったが、お客さんでごった返していたので確かにウホウホに違いない。