2023年9月8日金曜日

新型コロナ その後

新型コロナウイルスの感染から約3週間が経過した。2週間前にブログを書いたが、その後の様子を備忘録代わりに書き留めておく。

まず、2週間前の状態は、①たまに軽い咳が出る、②味はまったくわからない、③においもまったくわからない以外はいたって元気だった。味とにおいがわからないので、普段は食べない豚肉をもりもり食べていた。同時に感染した夫の当時の症状は、①ちょっとだけ嗅覚が鈍り、②ちょっとだけだるい程度と、夫婦そろって軽症で済んだことに安堵していた。

ところが、それから1週間ほど経ったころ、なぜか私の咳がひどくなった。特に朝晩がひどい。一度咳が出るとなかなか止まらないので、今も外出を控えている。病院で処方された咳止め薬がなくなった後はアネトン咳止め液を服用したが全然効かなかった。アネトンの錠剤も同じ。その後、メジコンせき止め錠Proに変えたが効果はあまり感じられず。明け方4時とか5時に咳き込むと目が覚めてしまい、もう眠れなくなる。咳のせいで寝不足が数日続いた。ドラッグストアの薬剤師さんに相談すると、パブロンSせき止めをすすめられた。これが一番効いた気がするが、感染からの日数を考えると回復の時期に重なっただけかもしれない。

コロナの症状と同時に肩の痛みも悪化していたため、いまだに解熱鎮痛剤のお世話になっている。病院で処方された解熱鎮痛剤はカロナール。肩の痛みで処方されていたのもカロナール。解熱効果は普通。頭痛にはあまり効かず、肩の痛みにはよく効いている。

しかし、ルースターズの歌ではないが、来る日も来る日も錠剤ばっかり飲み続けるのもどうかと思い、梨を買ってきた。梨には咳を鎮める効果があるというツイートを目にしたからだ。梨を小さく切って鍋に入れ、はちみつを加えてコンポートにしてみた。水っぽい梨だったが、咳が少しだけ治まったような気がしないでもない。単に、回復の時期が来ただけなのだろうが。

味覚と嗅覚に関しては、味覚は7~8割、嗅覚は半分くらい戻ったと思う。私は子供のころからにおいに敏感で、そのせいでかすかな異臭や香料もストレスになっていたのだが、嗅覚が鈍ったおかげで日々の暮らしがとても楽になった。嗅覚はこのままでもいいなと思っている。味覚が万全ではないので外食はしていない。料理については元から味見をあまりしないバカ舌なので、コロナの影響はあまりないような気がする(家族は迷惑しているかもしれないが)。

夫の方はというと、感染後2週間あたりから倦怠感が増しているらしく、ギターも弾けないほど体がだるいらしい。夫は元から風邪を引くと倦怠感が強く出るタイプである。私は風邪を引くと咳が長引くタイプである。体感として新型コロナは普通の風邪の1.5~2倍くらいの威力だろうか。

困ったことに、新型コロナと肩痛が重なってしまったことで運動不足に拍車がかかり、3週間で2kg近く太ってしまった。ようやく気候も秋めいてきたことだし、そろそろウォーキングを再開しようと思っている。


『気をつけろ』ルースターズ